
弁護士 有田勝浩
ART法律事務所 代表弁護士
所属 :第一東京弁護士会
登録番号:第36433号
ART法律事務所は、SNS型投資詐欺の被害に遭われた方の救済を使命として、詐欺被害の撲滅に取り組んでおります。

弁護士 有田勝浩
ART法律事務所 代表弁護士
所属 :第一東京弁護士会
登録番号:第36433号
ART法律事務所は、SNS型投資詐欺の被害に遭われた方の救済を使命として、詐欺被害の撲滅に取り組んでおります。
「SNSや出会い系アプリで知り合った相手から紹介された投資アプリ TEADOBDA(テアドブダ) で、画面上は利益が出ているのに出金できない」——このようなご相談が当事務所にも寄せられています。
TEADOBDAは、運営者の実態や金融庁の登録が確認できない投資アプリで、投資詐欺に利用されているおそれが指摘されています。結論から申し上げますと、当事務所が調べた範囲では、TEADOBDAには詐欺が疑われる特徴が複数確認できました。
一方で被害に気づいた直後であれば、振込先の金融機関への早期対応などによって、被害回復を目指せる余地が残されている場合もあります。もっとも、送金の手段や時期によっては回復が難しいこともあり、回復が保証されるわけではありません。この記事では、TEADOBDAの手口・見分け方と、いま取れる対処法を整理してお伝えします。

- TEADOBDA(テアドブダ)は、SNSやマッチングアプリを通じて知り合った相手に紹介される形で広がっている投資アプリです。
- 開発者はApp Store上で個人名「ALIYAH MICHAL SHULKIN」と表示され、運営会社・所在地・連絡先や金融庁の登録は確認できません。
- アプリは現在App Storeから削除されており、関連が指摘されるcbolu.comも閲覧できず、ドメインの登録は2026年6月21日とごく新しいものでした。
- 入金後は利益が出たように画面で表示され、出金しようとすると税金・保証金などの名目で追加送金を求められる流れが報告されています。
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TEADOBDA(テアドブダ)とは|詐欺が疑われる根拠
TEADOBDA(テアドブダ)は、株式の分析ツールをうたう投資アプリとして、2025年11月14日にiPhone向けに配信されていました。App Storeでの開発者表記は「ALIYAH MICHAL SHULKIN」という個人名義で、カテゴリは「ファイナンス」、価格は無料とされていました。

アプリの説明文には「総合的な株式分析アプリ」といった一般的な機能の紹介が並ぶ一方で、運営する会社名・所在地・特定商取引法に基づく表記・金融ライセンスの番号は確認できませんでした。投資の名目で資金を預かるサービスであれば、本来こうした情報の開示が求められます。
公開されている情報をもとに整理したTEADOBDAの基本情報は、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | TEADOBDA(テアドブダ) |
| カテゴリ | ファイナンス(無料) |
| 開発者(提供元) | ALIYAH MICHAL SHULKIN(個人名義) |
| リリース日 | 2025年11月14日 |
| 最終更新日 | 2025年11月14日 |
| 運営会社・所在地・代表者 | 確認できず |
| 現在の状況 | App Storeで削除済み(検索結果なし) |
投資の名目で資金を預かりながら、運営の実態を確認できない点が、TEADOBDAに詐欺が疑われる大きな理由です。具体的にどのような流れで被害が生じているのかを、次に整理します。
TEADOBDA(テアドブダ)で確認されている手口
TEADOBDAの被害では、次のような流れが報告されています。一般的なSNS型投資詐欺と共通する部分は省き、この案件で実際に確認された特徴に絞ってお伝えします。
- 金・銀などをドル建てで取引できるとうたい、株式分析アプリを装ってアプリへ誘導する。
- 入金後はアプリ内で利益が増えていくように表示されるが、出金しようとすると税金・保証金・本人確認料などの名目で追加送金を求められる。
- 振込先には個人名義の口座が指定され、振り込むたびに口座が変わることがある。
- 追加送金に応じても出金できず、アプリはApp Storeから削除され、相手とも連絡が取れなくなる。
SNSやマッチングアプリでの出会いをきっかけに投資へ誘導する手口については、国民生活センターも注意を呼びかけています(国民生活センター|マッチングアプリで知り合った相手から投資を勧誘される被害)。
TEADOBDAの危険性を見分けるチェックポイント
次のような点に一つでも当てはまる場合は、詐欺を疑い、追加の送金をせずに立ち止まることをおすすめします。
- 運営会社名・所在地・特定商取引法に基づく表記が見当たらない。
- SNSやマッチングアプリで知り合った相手からアプリをすすめられた。
- 振込先に個人名義の口座が指定された、または送金のたびに口座が変わった。
- 出金する前に「税金」「保証金」などの名目で先に支払うよう求められた。
正規の金融サービスでは、出金にあたって利用者が税金を立て替えて先払いするよう求められることはありません。「先に支払えば出金できる」という説明は、被害を広げるための口実である場合が少なくないため、慎重なご判断が必要です。
TEADOBDA(テアドブダ)の独自調査
当事務所では、TEADOBDAと、関連が指摘されるサイトについて独自に調査しました。運営の実態や送金先を特定できるかどうかは、その後の被害回復を大きく左右します。ここでは、確認できた事実を順にお示しします。
サイト表示・アプリの確認
関連が指摘されるサイト「cbolu.com」にアクセスしたところ、現在はドメイン名を解決できず、ページを閲覧できない状態でした(DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN)。またTEADOBDAのアプリはApp Storeで配信されていましたが、現在は検索しても表示されず、削除されたものとみられます。

被害が増えた時期にアプリを削除し、名義やアプリ名を変えて再び公開するという動きは、同種の投資詐欺アプリでもみられるものです。すでに削除されているからといって、運営者の責任がなくなるわけではありません。
アプリ内の利益表示が信用できない理由(見せ金の仕組み)
TEADOBDAの被害で特徴的なのは、アプリの画面上では資産や利益が増えていくように見える点です。しかし、その数字が実際の市場価格や取引の履歴と連動している形跡は確認できません。表示される残高は運営側が自由に書き換えられる「見せ金」であり、現実には資金を引き出せない状態に置かれているとみられます。
画面上の利益が増えるほど、利用者は「もう少し追加すればさらに増える」と判断しがちです。利益が出ているように見えることと、実際に出金できることは別の問題であるため、画面の表示だけを根拠に追加の送金を続けないことが大切です。
関連が指摘されるサイトのWhois情報
cbolu.comのドメイン登録情報(Whois)を確認したところ、次のとおりでした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ドメイン名 | cbolu.com |
| 登録日 | 2026年6月21日 |
| 更新日 | 2026年6月21日 |
| 運用期間 | 約4日(2026年6月25日時点) |
| レジストラ | Gransy, s.r.o.(IANA ID 1505) |
| 登録者 | 非公開 |
| ネームサーバ | NS1.JULYDNS.COM/NS2.JULYDNS.COM |
| ドメインステータス | clientTransferProhibited |

ドメインの登録からごく日が浅く、運用期間がわずか4日にとどまる点は、運営の継続性が乏しいことをうかがわせます。登録者の情報も非公開とされており、運営主体をたどることが容易ではありません。こうした送金先や運営主体の特定が、後の被害回復の見通しを左右します。
なお、一部では「CBOT(シカゴ商品取引所)」など実在する取引所を連想させる呼称が話題に上ることもあります。もっとも当事務所が確認した範囲では、TEADOBDAやcbolu.comと当該実在企業との関係を裏づける情報は得られておらず、関連の有無を断定することはできません。実在のCBOTは本件とは別個の存在であり、ここで評価を加えるものではありません。
金融商品取引業の登録の確認
金融庁が公表している登録業者の一覧を確認したところ、TEADOBDAやcbolu.comに該当する登録は見当たりませんでした。海外の事業者であっても、日本国内の居住者に対して投資を勧誘するには、金融商品取引法に基づく登録が必要とされています。無登録での勧誘は同法に違反するおそれがあります。
TEADOBDA(テアドブダ)のケースで残しておきたい証拠
被害回復に向けて動くときは、相手とのやり取りや送金の記録が重要な手がかりになります。連絡が取れなくなる前に、次のものをできるかぎり保存しておくことをおすすめします。
- アプリやサイトの画面(残高表示・取引画面・出金できなかった画面のスクリーンショット)。
- 勧誘してきた相手やLINEグループとのトーク履歴、相手のアカウント情報。
- 振込先の口座名義・口座番号、振込日時と金額が分かる振込明細や控え。
これらは、振込先の金融機関への対応や、その後の手続きを検討するうえで役立ちます。手元のスマートフォンを機種変更したりトークを削除したりすると、後から復元が難しくなることがあります。早めの保存を心がけてください。
気になる点があれば、公式LINEからお気軽にお問い合わせください。
TEADOBDA(テアドブダ)で支払ったお金は返金を目指せる?
「すでに振り込んでしまったお金は戻ってくるのか」は、多くの方が最も気にされる点だと思います。結論としては送金の手段やタイミングによって見通しは変わりますが、被害に早く気づいて動くほど、回復を目指せる余地は広がります。
個人名義の口座への銀行振込が指定されていた場合には、振込先の金融機関への連絡によって口座の利用が止められ、残っている資金の範囲で返金につながる可能性があります(いわゆる振り込め詐欺救済法による手続き)。また、弁護士会を通じた照会などにより、送金先の手がかりをたどれる場合もあります。
一方で口座から資金が既に引き出されていたり、海外への送金や暗号資産での送金が含まれていたりする場合には、回復が難しくなることもあります。これらはあくまで一般的な見通しであり、被害回復が保証されるわけではありません。
実際にどのような対応が考えられるかは、送金の状況によって異なります。お早めにご相談いただければ、個別の状況に応じて取り得る方法を一緒に整理いたします。
「返金できる」とうたう業者・回収詐欺へのご注意
投資詐欺の被害に遭った方を狙って「必ずお金を取り戻せる」「高い確率で回収できる」などと持ちかけ、調査費用や着手金の名目でさらに金銭をだまし取る二次被害(回収詐欺)にも注意が必要です。SNSの広告や、被害者向けの掲示板を通じて近づいてくる例も見られます。
依頼を検討するときは、費用や対応方針について、担当する弁護士本人に直接確認することが大切です。資格や所属が確かであるかは、日本弁護士連合会の弁護士検索でも調べられます。
TEADOBDA(テアドブダ)に関するよくあるご質問
- TEADOBDAは実在の取引所や企業と関係があるのですか?
-
当事務所が確認した範囲では、TEADOBDAや関連が指摘されるcbolu.comと、実在する取引所・企業との関係を裏づける情報は得られていません。アプリは株式分析ツールをうたっていましたが、運営会社や金融ライセンスは確認できず、現在はApp Storeからも削除されています。
- 「税金を払えば出金できる」と言われています。支払うべきでしょうか?
-
正規の金融サービスでは、利用者が出金前に税金を立て替えて先払いするよう求められることはありません。「支払えば出金できる」という説明をうのみにして追加で送金すると、被害が大きくなるおそれがあります。送金する前に、一度立ち止まってご相談ください。
- すでに入金してしまいました。お金は取り戻せますか?
-
個人名義の口座への銀行振込であれば、振込先の金融機関への早期の対応によって、回復を目指せる余地があります。ただし、送金の手段やタイミングによっては難しいこともあり、結果をお約束できるものではありません。状況によって取り得る方法が変わるため、できるだけ早めにご相談ください。
- アプリがApp Storeから消えているのはなぜですか?
-
被害の報告や通報が増えた時点でアプリが削除されたものとみられます。名義やアプリ名を変えて再び公開されることもあるため、同じ手口の別アプリにも注意が必要です。削除されていても、保存しておいた画面や記録は手がかりとして役立ちます。
- TEADOBDAの口コミや評判が見当たらないのは、安全だからですか?
-
口コミが少ないこと自体は、安全を意味するものではありません。TEADOBDAのように公開から日が浅く、勧誘がSNSやマッチングアプリの個別のやり取りで進む場合は、被害に遭った人がいても体験談が表に出にくいためです。口コミの数ではなく、運営会社・所在地や金融庁の登録の有無といった素性を確かめてご判断ください。
ご相談の流れと費用について|ART法律事務所について
当事務所では、投資詐欺の被害に関するご相談を承っています。まずは公式LINEまたはお電話で、いまの状況をお聞かせください。初回のご相談は無料です。お話をうかがったうえで、取り得る方法や費用の見通しをご説明します。ご依頼いただくかどうかは、ご納得のうえで決めていただけます。
費用については、ご依頼前に、対応する事務の範囲・報酬の金額や算定方法・お支払いの時期を明確にお伝えします。ご不明な点は、遠慮なくお尋ねください。被害に遭われた直後は、不安で気持ちの整理がつかないことも多いと思います。ひとりで抱え込まず、まずは状況の共有から始めていただければと思います。
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※本記事の記載内容は2026年7月の法令・情報に基づいたものであり、個別の事案に対する成果を保証するものではありません。詳しくは当事務所の免責事項をご確認ください。



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