この記事で扱うのは、LINEのグループの名前として案内された AI選定銘柄コミュニティ です。
こうしたやり取りはありませんでしたか
「サービス料を払えば出金できる」と言われているところでしたら、払う前にご相談ください。払うかどうかを決めるのは、ご相談のあとでも遅くありません。
この記事は、ART法律事務所(第一東京弁護士会/代表弁護士 有田勝浩・登録番号第36433号)が2026年9月7日時点で「AI選定銘柄コミュニティ」を調べた記録です。
「AI選定銘柄コミュニティ」は、実在するThe Vanguard Groupとは関係がありません。勧誘の中でその名前が使われていただけで、別のものです。
画面に出ている利益は、相手がいつでも書き換えられる数字です。振込の日付と金額、振込先の名義は、金融機関に残ります。手がかりは、画面の数字ではなく振込の記録です。
振込先の口座の名義人に対する返金の請求や、相手方との交渉は、弁護士が行える手続きです。ART法律事務所は、その請求と交渉を、ご本人に代わって進めます。ただし、相手の側に支払う資力が残っていなければ、回収には至りません。できること・できないことを、最初に正直にお伝えします。
お急ぎの方はお電話でご相談ください
+1 8888888(通話無料)
初回のご相談は無料です。ご家族に知られないよう配慮して対応します。
次の3つがあると、ご相談が早く進みます。なかでもやり取りの画面は、あとから見返せなくなることがあります。
すべて揃っている必要はありません。ひとつでもお手元にあれば、その時点でお話をうかがえます。足りないものは、どこに残っているかを含めて、ご相談のなかでご案内します。
AI選定銘柄コミュニティとは|公開情報から分かること

示されているのは名前だけで、その名前を使っている相手が誰なのかは分かりません。
案内されたアドレスの記録が残っていない
いただいたご相談の内容によると、この案件にはサイトのアドレスの記録がありません。サイトが消えたのではなく、はじめからやり取りの中だけで案内が進みます。アドレスがなければ、そのグループや案内をいつ誰が用意したのかも、外から調べられません。相手は、調べられる材料を最初から残していません。その一方で、資金は普通の銀行口座を通っています。
名目に使われた会社との関係
当事務所が2026年9月7日に開いて確かめたところ、実在する運用会社のページはinvestor.vanguard.comに表示されました。これは誰でも同じ手順で確かめられます。一方で、LINEのグループの中で聞いた名前は、外で確かめられる資料がありません。グループで名前を聞いた場合は、届いたリンクではなく、別の画面を開いて検索したページでお確かめください。
法人としての登録が確かめられない
「ヴァンガードグループ」に相当する法人は、国税庁の法人番号公表サイトで確認できませんでした(2026年9月7日照会)。登記が無いこと自体が違法というわけではありませんが、名称からは請求の相手を特定できません。
名目に使われた「ヴァンガードグループ」というカタカナの名乗りは、実在する運用会社の名称と重なります。同社およびその関係先は、この案内とは一切関係がありません。
AI選定銘柄コミュニティに詐欺が疑われる理由

結論からお伝えします。入口から入金までの流れに、同種の事案と重なる点がいくつもあります。勧誘からいまの状況までを起きた順に並べます。どこまで進んでいるかで、取れる手立ては変わります。
ここに並べた流れは、同種の投資詐欺で繰り返し確認されている形と重なります。
- 申し込んでいないのに、LINEのグループへ追加されます
- 「ヴァンガードグループ」の名前で、AIが銘柄を選ぶ仕組みが説明されます
- 一般には公開されていない仕組みだと案内されます
- 指定された口座へ振り込みます
- 画面の上では利益が増えていきます
- 出金を申し込むと、先にサービス料を払うよう求められます
無登録業者の一覧について、金融庁は「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(一覧は2026年9月6日取得/2026年9月7日照会)の注意書きで、「掲載されていない者であっても、無登録で金融商品取引業を行っていることがあり得ます」と述べています。
申し込んでいないのにグループへ登録されている
いただいたご相談の内容によると、入口は自分で申し込んだものではなく、LINEのグループへの登録でした。この点は同種の事案で繰り返し確認されています。相手は、入る前に確かめる機会を与えないまま登録させています。グループの名前と、最初に届いた案内は、そのまま残しておいてください。
実在する運用会社の名前が名目に使われている
名目には「ヴァンガードグループ」という言い方が使われていました。運用の世界でよく知られた名前です。知られている名前を先に置くのは、そのあとの説明を確かめずに受け取ってもらうためだとみられます。ただし、真似られるのは名前までです。別の画面を開いて社名で検索すれば、実在する会社のページはすぐ出てきます。ただし、出てくるのは実在する会社のページだけです。その会社とグループがつながっている事実は出てきません。
「一般には公開されていない仕組み」という枠組みが持ち出されている
AIが銘柄を選ぶ仕組みで、一般には公開されていない——公開されていないと言われた時点で、外で照らし合わせる手段が無くなります。他人に相談すれば「そんな話は聞いたことがない」と言われる——それを避けるための枠組みだとみられます。確かめようがない説明ほど、後から中身を変えやすくなります。
出金を申し出たあとからサービス料が求められている
いただいたご相談の内容によると、画面の上で利益が増えたところで出金を申し込むと、先にサービス料を払うよう求められています。支払ったあとも出金は行われていません。出金を申し出させたあとから条件を付け足すのは、それまでの入金を惜しいと感じさせるためだとみられます。支払ったあとも出金されないという流れは、同種の事案で繰り返し確認されています。増えるのは、相手にとって不利な振込の記録です。
同じ流れに心当たりがある方は、公式LINEから状況をお聞かせください
AI選定銘柄コミュニティに関する当事務所の独自調査

調べた結果は次のとおりです。サイトのアドレスの記録が無いため、公的な一覧と登記記録を照会しました。名称からは、請求する相手を特定できません。その分、手がかりとして残っているのは振込の記録です。ART法律事務所が2026年9月7日に自ら調査した範囲を、項目ごとに並べます。確かめられたことは、そのまま書いています。確かめられなかったものについては、各項目にその旨を添えました。
ドメインの登録情報から分かること
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| ドメインの登録情報 | 調べる対象となるアドレスがないため、この案件では調べられません |
金融庁の公表資料に載っているか
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| 金融庁が公表する無登録業者の一覧(国内・海外所在・HTML版の3種) | この名称は見当たりませんでした |
照会先は3種です。金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」と、同じページに掲載されている海外所在の業者の一覧、そしてHTML版です(一覧は2026年9月6日取得/2026年9月7日照会)。この名称そのものは3種のいずれにも見当たりませんでした。ただし一覧に無いことは、正規の業者である証明にはなりません。もう1点あります。「AI銘柄選定システム」という名称は、令和5年7月に警告が行われた別の無登録業者のサービス名として一覧に載っています。今回の案件と同じ相手かどうかは確認できていません。AIによる銘柄選定をうたう名称が時期を変えて使われている点に、ご注意ください。
そのほかに調査した項目
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| 案内されたアドレス | 記録に残っていません(やり取りの中で案内が完結) |
| 同じ一覧での「ヴァンガードグループ」 | 見当たりませんでした |
| 同じ一覧での「ヴァンガード」 | 平成25年に警告が行われた別の法人が載っています(今回の案件との関係は確認できていません) |
| 同じ一覧での「AI銘柄選定システム」 | 令和5年7月に警告が行われた別の無登録業者の提供サービス名として載っています(今回の案件との関係は確認できていません) |
| 国税庁の法人番号公表サイト | 「ヴァンガードグループ」に相当する法人は確認できませんでした |
| 名目に使われた実在の会社 | The Vanguard Group(investor.vanguard.com。2026年9月7日に到達を確認) |
国税庁の法人番号公表サイトで「ヴァンガードグループ」を照会しましたが、登記記録の閉鎖等を含めて該当はありませんでした(2026年9月7日)。また、名目に使われたThe Vanguard Groupについては、当事務所が同日にinvestor.vanguard.comを開いて表示を確かめました。今回の相手には、同じように確かめる手段がありません。
ドメインから分かる登録日や有効期限は、この案件では調べられません。ご自身の端末に残っているやり取りと、振込の記録が、そのまま手がかりになります。
ご自身が案内されたグループ名が、この記事で扱ったものと同じかどうかを公式LINEでご確認いただけます
AI選定銘柄コミュニティのケースで残しておきたい証拠

金融機関に残っている振込の記録は、相手の手が届かない場所にあります。
いま保存しておきたいもの
グループのやり取りは、相手の操作で消えたり、グループごと無くなったりすることがあります。いま残っているものを、今日のうちに保存してください。画面の写真でも、書き出したものでも大丈夫です。
サービス料を求められたときの文面
出金の条件として金銭を求めた文面は、やり取りの流れを示す、もっとも重要な記録になります。相手に消される前に、日付が分かるように保存してください。
返金の見通し|送金の方法によって変わります

先に、当事務所でできないことを書いておきます。取り戻せないまま終わることも、戻ってきた額が被害のごく一部にとどまることも、この分野では珍しくありません。何ができるかは、お金をどの手段で渡したかで大きく変わります。そのうえで、いま検討できることを整理してお伝えします。結果をお約束することはできません。
銀行振込で送った場合
振込先の口座には名義という手がかりが残ります。その名義人に対して返金を求めることが、まず検討できる手立てになります。ただし口座に残高が残っていない場合や、名義が本人のものでない場合もあります。
クレジットカードで送った場合
カード会社への申し出によって、支払いが止まる場合があります。申し出には期限の定めがあり、決済からの経過日数によって結論が変わります。
仮想通貨で送った場合
送金先のアドレスは記録に残りますが、そのアドレスを持っている人の氏名や住所までは、記録だけでは分かりません。ただし記録は途中で消えるわけではありません。資金が国内の事業者の口座に行き着いていた場合には、弁護士だから取れる手段があります。つまり見通しは「仮想通貨で送ったかどうか」ではなく、送った先から資金がどこへ動いたかで決まります。まずそこを確かめることから始めます。なお当事務所では、購入から送金までの経路に銀行振込が含まれているかによって、お引き受けできる範囲が変わります。国内の取引所で銀行振込により購入してから送った場合は、その振込も手がかりになります。ご相談の際に、購入から送金までの経路をお知らせください。
AI選定銘柄コミュニティについて、いただいたご相談の内容によると、送金は指定された口座への振込でした。銀行を通した資金には名義という手がかりが必ず伴うため、まず確かめるのはその名義です。ただし、名義人にすでに資力が残っていない場合もあり、確かめた結果として回収に至らないこともあります。
お急ぎの方はお電話でご相談ください
+1 8888888(通話無料)
いまの状況で何ができるのか、無料のご相談でお尋ねください。
AI選定銘柄コミュニティの口コミ・評判|検索して出てくるページにご注意ください

公開されている声を確かめた結果
2026年9月7日時点で当事務所が検索した限り、この名前を扱っているページは見当たりませんでした。参加した方の書き込みも見つかっていません。入口がLINEのグループの中に閉じているため、外に何も出ないまま被害だけが広がります。
ただし、口コミが無いことを、判断の材料にしないでください。名前が広まってからの期間が短いサービスでは、利用した方の声が集まる前に被害が起きます。確かめるべきは、登録の有無と運営者の表示のほうです。
返金をうたって近づいてくる相手にご注意ください
被害のあとに近づいてくる相手がいます。二次被害です。避けるべき相手には、次の4つの特徴があります。
- 「必ず取り戻せます」と結果を断定します
- 着手金や調査費を、先に高額で求めます
- 弁護士名・所属弁護士会・登録番号を示せません
- 連絡先がSNSのアカウントだけで、事務所の所在地が確認できません
ひとつでも当てはまる場合は、その日のうちに契約を結ばないでください。弁護士会や、別の弁護士に確かめてからでも遅くありません。弁護士であれば、氏名・所属弁護士会・登録番号を必ず名乗れますし、その3つは、所属する弁護士会に問い合わせれば誰でも確認できます。名乗らない相手、弁護士会で確認できない相手には、お金を預けないでください。
有名な運用会社の名前が出ていたので、確かめる必要を感じませんでした

相手は、知られている会社の名前を自由に持ち出せます。落ち度があったという話にはなりません。
AI選定銘柄コミュニティのご相談でも、相手は、実在する運用会社とは無関係に名前だけを使っています。名前が出た時点で確かめずに受け取ってしまうよう、相手が先に段取りを作っていました。これは判断力の問題ではありません。名前が出てきたやり取りは、そのまま保存しておいてください。
サービス料を払ってしまいました。もう手遅れではないでしょうか

払った分の記録も、そのまま残っています。
AI選定銘柄コミュニティのご相談でお支払いになったサービス料についても、日付・金額・受け取った口座の名義まで記録として残ります。出金の条件として金銭を求め、支払ったあとも出金しない——この流れ自体が、やり取りの中身とともに残ります。払ってしまったことは、ご相談を見送る理由になりません。これ以上の入金はしないでください。そのうえでご相談ください。
AI選定銘柄コミュニティに関するよくあるご質問

お答えできる内容は、送金の手段と時期によって変わります。ここでは、いただくことの多いご質問について、いまの時点で言えるところまでをお答えします。
- 名前が出ていた運用会社は、この件と関係があるのですか
-
関係ありません。実在するThe Vanguard Groupおよびその関係先は、この案内とは一切関係がありません。お確かめになる際は、届いたリンクは使わず、検索してたどり着いたページでご確認ください。
- サイトのアドレスを知らないのですが、相談できますか
-
「AI選定銘柄コミュニティ」については、アドレスの記録が無いままでもご相談いただけます。当事務所が最初に確かめるのは、振込を受けた口座の名義です。グループの名前と、振込の記録があれば、そこから進められます。
- 家族に知られずに相談できますか
-
可能です。ご連絡の方法や時間帯は、ご希望に合わせて調整します。ご相談の内容について、当事務所からご家族へお伝えすることはありません。
- 相談にお金はかかりますか
-
初回のご相談は無料です。事情をうかがう段階で費用が発生することはありません。ご依頼に進む場合の費用と方針は、契約の前に書面でご確認いただきます。
ご相談の流れ・費用について
ART法律事務所の窓口は、公式LINEとお電話の2つです。LINEは24時間受け付けているため、日中にお時間を作れない方でも大丈夫です。
ご相談の流れ
| 段階 | 行うこと |
|---|---|
| 1. ご相談 | 状況をうかがいます。初回のご相談は無料で、事情をうかがう段階で料金は発生しません |
| 2. 事実の確認 | 送金の日付・金額・振込先の名義など、記録に残っている事実を確かめます |
| 3. 方針のご説明 | 取りうる手立てと、それぞれの見込みと限界を、書面でご説明します |
| 4. ご契約 | 費用と方針にご納得いただけた場合のみ、委任契約を結びます |
| 5. 着手 | 相手方への請求・交渉など、ご依頼いただいた手続きを進めます |
費用について
費用が発生するのは、ご依頼に進むと決めていただいたあとです。ご相談の段階で費用が発生することはありません。投資詐欺の被害回復のご依頼では、着手金は11万円(税込)から、成功報酬は回収できた金額の5.5%(税込)からを基準としています。お支払いの時期は、着手金がご契約のとき、成功報酬は回収できたあとです。実際に適用される料率と実費の扱いは、ご依頼の内容によって変わります。ご契約後に委任契約を解除していただくことも可能で、中途で終了した場合の費用の清算方法は、委任契約書に定めています。これらはすべて、取りうる手立ての見込み・限界とあわせて、ご契約の前に書面でご説明します。費用については詐欺被害の返金請求のご案内にも掲載しています。
所在地・連絡先・担当する弁護士の氏名と登録番号は、ART法律事務所の事務所案内(所在地・弁護士紹介)に掲載しています。
同じ手口を扱った記事

実在する会社の名前が名目に使われ、グループやチャットの中だけで案内が完結する進め方は、ほかの案件でも確認されています。ART法律事務所が同じ型として扱った案件を挙げます。ご自身が案内された名前が入っていないかも、あわせてご確認ください。
まとめ

2026年9月7日現在、ART法律事務所が「AI選定銘柄コミュニティ」について確かめられた点は次のとおりです。
- 入口は本人が申し込んでいないLINEのグループへの登録でした
- 名目に使われた「ヴァンガードグループ」は実在する運用会社を指す呼び方と重なり、同社およびその関係先はこの案内とは一切関係がありません
- 案内されたアドレスの記録がありません。はじめからやり取りの中だけで進んでいます
- 「AI銘柄選定システム」という名称は、令和5年7月に警告が行われた別の無登録業者のサービス名として金融庁の一覧に載っています。今回の案件と同じ相手かどうかは確認できていません
- 出金の申し出のあとにサービス料を求められ、支払ったあとも出金されていません
ここまでが、2026年9月7日時点で当事務所が確かめられた範囲です。新しい事実が分かったときは、調査日を更新したうえで、このページに書き足します。
あらためてお伝えします。この記事で扱った「AI選定銘柄コミュニティ」は、実在するThe Vanguard Groupとは無関係です。
The Vanguard Groupの公式サイトは investor.vanguard.com です。照らし合わせるときは、いま手元に届いているリンクを開かないでください。別の画面を開き、社名で検索して表示された公式サイトとだけ見比べてください。
サイトのアドレスが分からなくても、振込の記録が残っていればご相談いただけます。いまの時点で何ができるのかを、できることだけでなく、できないことも隠さずそのままお伝えします。
お急ぎの方はお電話でご相談ください
+1 8888888(通話無料)
初回のご相談は無料です。【24時間受付】
AI選定銘柄コミュニティに関する情報を募集しています

出典・参考
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」 https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/mutouroku.html(一覧は2026年9月6日取得/2026年9月7日照会)
- 国税庁「法人番号公表サイト」 https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/(2026年9月7日照会)
- The Vanguard Group(investor.vanguard.com) https://investor.vanguard.com/corporate-portal(2026年9月7日に到達を確認)
※本記事の記載内容は2026年9月7日時点の情報に基づくものであり、個別の事案に対する成果を保証するものではありません。詳しくは当事務所の免責事項をご確認ください。


コメント