この記事で扱うのは、SNSの投資コミュニティで案内された「FM投資クラブ」という名称です。
こうしたやり取りはありませんでしたか
もう振り込んでしまった方も、運用の期間が終わるのを待たずにご連絡ください。次の振込を求められている段階でしたら、払う前にご相談ください。振込先の口座にまだお金が残っているかどうかで、そのあとにできることが変わります。
この記事は、ART法律事務所(第一東京弁護士会/代表弁護士 有田勝浩・登録番号第36433号)が2026年8月30日時点で「FM投資クラブ」を調べた記録です。
振込先が複数の金融機関に分かれているのは、手続き上の都合ではありません。一つが使えなくなっても入金を受け取り続けられる形になっています。手がかりは画面に出ている利益ではなく、振込の記録に残っています。
振込先の口座の名義人に対する返金の請求や、相手方との交渉は、弁護士が行える手続きです。ART法律事務所は、その請求と交渉を、ご本人に代わって進めます。ただし、相手の側に支払う資力が残っていなければ、回収には至りません。できること・できないことを、最初に正直にお伝えします。
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初回のご相談は無料です。ご家族に知られないよう配慮して対応します。
ご相談は、次の3つがあると話が早く進みます。いずれも、あとから集め直すのが難しいものです。
すべて揃っている必要はありません。ひとつでもお手元にあれば、その時点でお話をうかがえます。足りないものは、どこに残っているかを含めて、ご相談のなかでご案内します。
FM投資クラブとは|公開情報から分かること

運営している法人の名称・所在地・連絡先は、当事務所が公開されている情報を調べた範囲では確かめられませんでした。案内はSNSのコミュニティの中だけで届きます。
どこから案内される名前か
この名称は、検索して見つかるものではありません。SNSで投資の勉強をするコミュニティに参加し、そこで声をかけられた方に対して示されます。入口を知らされた人にしか届かない案内です。
会社案内にあたるページも、事業者としての登録番号も見当たりません。サイトのアドレスも案内に含まれていないため、運営している主体を外から確かめる手立てがありません。
「実績」として示されているもの
いただいたご相談の内容によると、5年以上の運用実績があるという説明がありました。ただし、その実績を裏づける資料は示されていません。示されているのは、期間の長さという言葉だけです。登録を受けた事業者であるかどうかは、金融庁が公表する一覧で誰でも確かめられます。この名称については、公的な記録で確かめる手がかり自体がありません。外から確かめられる記録が用意されていないため、確かめられるのは、ご自身が振り込んだ記録です。
FM投資クラブに詐欺が疑われる理由

結論からお伝えします。同じ型の相談と重なる点は4つあります。2026年8月30日時点で当事務所が確認できた範囲です。勧誘からいまの状況までを起きた順に並べます。どこまで進んでいるかで、取れる手立ては変わります。
ここに並べた流れは、同種の投資詐欺で繰り返し確認されている形と重なります。
- SNSで投資の勉強会やコミュニティに参加します
- 「5年以上の運用実績がある」と言われ、つい信じてしまいます
- 「今年度のプロジェクト」に誘われます
- 参加を決めると、指定された口座へ振り込みます
- 振込先の銀行が、いくつにも分かれて指定されます
- 運用の期間は2026年の秋までと言われます
- 画面に出ている利益が良すぎることに気づき、調べ始めます
この進め方は、警察庁が公表している注意喚起と重なります。同庁は「SNS型投資詐欺」(2026年8月30日取得)で、この手口を「言葉巧みに被害者を信用させ、最終的に、『投資金』や『手数料』などという名目で、ネットバンキングなどの手段により、金銭等を振り込ませる詐欺の手口です」と説明しています。勉強会という入口も、実績という言葉も、信用させるための道具として使われます。
振込先が複数の金融機関に分けられている
いただいたご相談の内容によると、振込先は一つではなく、複数の金融機関にまたがって指定されていました。受取先の口座を分けておけば、一つが使えなくなっても入金を受け取り続けられます。預かった資金の振込先が複数の金融機関に分かれていることについて、案内の中で理由の説明はありませんでした。
分かれていることは、ご自身にとって不利な材料ばかりではありません。指定されたすべての口座について、日付・金額・名義をお持ちください。
運用の期間が先の日付で区切られている
示されていた運用の期間は、2026年の秋までとのことでした。期間が区切られていると、その日まで動かずに待つ理由ができます。待っているあいだに、振込先の口座からお金は引き出されます。期間の終わりを待たずに、いまの時点で記録を残しておいてください。
画面に出ている利益が実態と合わない
画面に出ている利益があまりにも良すぎたため、調べ始めたとのことでした。画面の数字は、入力すればいくらでも作れます。そこに出ている利益と、実際に振り込んだ額とは別のものです。確かめるべきは、出ている数字ではなく、出ていった記録です。
振込先の口座がすでに動かせない状態になっている
いただいたご相談の内容によると、指定された口座のいくつかは、すでに動かせない状態になっていました。ご相談者が金融機関から、同じ口座について他にも申出があると伝えられています。残高もほとんど無いと、ご相談者が金融機関から伝えられています。ただし、口座が1つではありません。分けて振り込ませていたぶん、まだ確かめていない名義が残っています。時間が経つほど残る資金は減るので、確かめる順番が結果を分けます。
同じ流れに心当たりがある方は、公式LINEから状況をお聞かせください
FM投資クラブに関する当事務所の独自調査

調べた結果は次のとおりです。名称の出どころと、公的な一覧への記載の有無を整理してお伝えします。ART法律事務所が2026年8月30日に自ら調査した範囲を、項目ごとに並べます。確かめられたことは、そのまま書いています。確かめられなかったものについては、各項目にその旨を添えました。
サイトがいま表示されるかどうか
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| 画面の取得 | URLの案内が無く、画面は取得できませんでした |
| 運営している法人の名称・所在地・連絡先 | いずれも確かめられませんでした |
この案件では、案内にURLが含まれていません。そのため、画面を保存して残すという方法が取れませんでした。画面として残せるのは、ご自身のスマートフォンに残っているやり取りだけです。相手に消される前に、画面全体を保存しておいてください。
金融庁の公表資料に載っているか
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| 金融庁が公表する無登録業者の一覧(国内所在・海外所在・一覧表) | この名称は見当たりませんでした |
照会先は金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」および海外所在業者の一覧・一覧表(2026年8月30日照会)です。一覧に無いことは、正規の事業者である証明にはなりません。公表に載る前に名前を変えて消える例は多く、そのため、手元の記録をもとに早く動くことに意味があります。
そのほかに調査した項目
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| 案内された名称 | FM投資クラブ(SNSの投資コミュニティの中で示されます) |
| 送金の手段 | 複数の金融機関にまたがる、指定された口座への振込 |
| 示された実績 | 5年以上の運用実績という説明のみで、裏づけの資料はありません |
複数の金融機関にまたがって振り込ませていたという点が、この案件で確認できたなかでも大きな手がかりです。一方で、口座が増えるほど名義も増えます。指定されたすべての口座について、記録をお持ちください。
ご自身が案内された名称が同じものか、公式LINEでご確認いただけます
FM投資クラブのケースで残しておきたい証拠

コミュニティが閉じても、手がかりが消えたわけではありません。ご自身の端末と金融機関の記録に残っています。
相手はいつでもコミュニティを閉じられます。退会させられれば、履歴も見られなくなります。いま残っているものを、今日のうちに保存してください。
返金の見通し|送金の方法によって変わります

先に、当事務所でできないことを書いておきます。取り戻せないまま終わることも、戻ってきた額が被害のごく一部にとどまることも、この分野では珍しくありません。何ができるかは、お金をどの手段で渡したかで大きく変わります。そのうえで、いま検討できることを整理してお伝えします。結果をお約束することはできません。
FM投資クラブの案件では、複数の銀行口座へ分けて振り込ませています。まず確かめるのは、そのすべての名義です。
銀行振込で送った場合
振込先の口座には名義という手がかりが残ります。その名義人に対して返金を求めることが、まず検討できる手立てになります。ただし口座に残高が残っていない場合や、名義が本人のものでない場合もあります。
クレジットカードで送った場合
カード会社への申し出によって、支払いが止まる場合があります。申し出には期限の定めがあり、決済からの経過日数によって結論が変わります。
仮想通貨で送った場合
送金先のアドレスは記録に残りますが、そのアドレスを持っている人の氏名や住所までは、記録だけでは分かりません。ただし記録は途中で消えるわけではありません。資金が国内の事業者の口座に行き着いていた場合には、弁護士だから取れる手段があります。つまり見通しは「仮想通貨で送ったかどうか」ではなく、送った先から資金がどこへ動いたかで決まります。まずそこを確かめることから始めます。なお当事務所では、購入から送金までの経路に銀行振込が含まれているかによって、お引き受けできる範囲が変わります。国内の取引所で銀行振込により購入してから送った場合は、その振込も手がかりになります。ご相談の際に、購入から送金までの経路をお知らせください。
FM投資クラブに関するご相談の内容によると、送金は指定された口座への振込でした。銀行を通した資金には必ず名義が残るため、まず確かめるのはその名義です。この案件では残高がほとんど無いことも伝えられていますが、指定された口座は1つではありません。名義の数だけ出発点があります。
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いまの状況で何ができるのか、無料のご相談でお尋ねください。
FM投資クラブの口コミ・評判|検索して出てくるページにご注意ください

公開されている声を確かめた結果
この名称を扱ったページは、検索しても出てきません。参加した方の声も見当たりません(当事務所が2026年8月30日に確認)。
ただし、口コミが無いことを、判断の材料にしないでください。名前が広まってからの期間が短いサービスでは、利用した方の声が集まる前に被害が起きます。確かめるべきは、登録の有無と運営者の表示のほうです。
返金をうたって近づいてくる相手にご注意ください
被害のあとに近づいてくる相手がいます。二次被害です。避けるべき相手には、次の4つの特徴があります。
- 「必ず取り戻せます」と結果を断定します
- 着手金や調査費を、先に高額で求めます
- 弁護士名・所属弁護士会・登録番号を示せません
- 連絡先がSNSのアカウントだけで、事務所の所在地が確認できません
ひとつでも当てはまる場合は、その日のうちに契約を結ばないでください。弁護士会や、別の弁護士に確かめてからでも遅くありません。弁護士であれば、氏名・所属弁護士会・登録番号を必ず名乗れますし、その3つは、所属する弁護士会に問い合わせれば誰でも確認できます。名乗らない相手、弁護士会で確認できない相手には、お金を預けないでください。
振込先の口座はもう動かせない状態だと聞きました

FM投資クラブの振込先が動かせない状態でも、名義という手がかりは残ります。
口座が動かせない状態になっていることと、返金を求める相手が分からなくなることとは別の話です。誰の名義の口座へ・いつ・いくら振り込んだのかという記録は残ります。その記録が、請求の出発点になります。
運用の期間が終わるまで待つべきか迷っています

FM投資クラブが示した期間の終わりを待つあいだにも、振込先の残高は減ります。
約束された日を待つあいだにも、振込先の残高は減っていきます。残高が先に無くなることもあります。待つかどうかを決める前に、いまの記録だけでも残しておいてください。
FM投資クラブに関するよくあるご質問

お答えできる内容は、送金の手段と時期によって変わります。ここでは、いただくことの多いご質問について、いまの時点で言えるところまでをお答えします。
- 振込先がいくつもあって、どれを伝えればよいか分かりません
-
分かるものをすべてお持ちください。通帳の記帳やネットバンキングの取引履歴に、日付と金額と名義が残っています。整理は当事務所で行います。そのままお持ちいただいて問題ありません。
- 運用の期間がまだ終わっていません。この段階で相談してよいのでしょうか
-
この段階でのご相談を、むしろおすすめします。次の振込を求められている場合は、払う前にお聞かせください。運用の期間が終わるのを待つ理由は、ここにはありません。
- すでに警察へ被害届を出しています。弁護士にも相談してよいのでしょうか
-
差し支えありません。被害届は刑事の手続き、返金を求めるのは民事の手続きで、担い手も進み方も別です。両方を並行して進められます。
- 家族に知られずに相談できますか
-
ご希望に沿うよう配慮します。ご連絡の方法や時間帯は、ご相談のときに決められます。ご相談の内容について、当事務所からご家族へお伝えすることはありません。
ご相談の流れ・費用について
ART法律事務所の窓口は、公式LINEとお電話の2つです。LINEは24時間受け付けているため、日中にお時間を作れない方でも大丈夫です。
ご相談の流れ
| 段階 | 行うこと |
|---|---|
| 1. ご相談 | 状況をうかがいます。初回のご相談は無料で、事情をうかがう段階で料金は発生しません |
| 2. 事実の確認 | 送金の日付・金額・振込先の名義など、記録に残っている事実を確かめます |
| 3. 方針のご説明 | 取りうる手立てと、それぞれの見込みと限界を、書面でご説明します |
| 4. ご契約 | 費用と方針にご納得いただけた場合のみ、委任契約を結びます |
| 5. 着手 | 相手方への請求・交渉など、ご依頼いただいた手続きを進めます |
費用について
投資詐欺の被害回復のご依頼では、着手金は11万円(税込)から、成功報酬は回収できた金額の5.5%(税込)からを基準としています。金額に「から」が付くのは、ご依頼の内容と手続きの範囲によって変わるためです。ご自身の場合にいくらになるかは、ご相談で経緯をうかがった時点で、具体的な額でお伝えします。
お支払いの時期は、着手金がご契約のとき、成功報酬が実際に回収できたあとです。ご契約の前には、その金額と方針を、取りうる手立ての見込みとあわせて書面でご確認いただきます。ご契約後に委任契約を解除していただくこともでき、中途で終了した場合の清算方法は委任契約書に定めるとおりです。
費用と見通しを見比べたうえで、ご納得いただけなければ、ご依頼いただかなくて差し支えありません。ご相談の段階で費用が発生することはありません。
所在地・連絡先・担当する弁護士の氏名と登録番号は、ART法律事務所の事務所案内(所在地・弁護士紹介)に掲載しています。
まとめ

2026年8月30日現在、ART法律事務所が「FM投資クラブ」について確かめられた点は次のとおりです。
- 案内はSNSのコミュニティの中だけで届き、運営している法人の名称・所在地・連絡先は確かめられませんでした
- 振込先が複数の金融機関にまたがって指定されていました
- 指定された口座のいくつかは、すでに動かせない状態になっていました
- 示されていたのは5年以上の運用実績という説明だけで、裏づけの資料はありません
- URLの案内が無いため、画面は取得できませんでした
- 金融庁が公表する無登録業者の一覧(国内所在・海外所在・一覧表)に、この名称は見当たりませんでした
ここまでが、2026年8月30日時点で当事務所が確かめられた範囲です。新しい事実が分かったときは、調査日を更新したうえで、このページに書き足します。
指定された口座が複数あったことは、この案件では不利な材料ばかりではありません。口座の数だけ、たどる出発点があります。同じ流れで振り込んでしまった方は、記録が消えないうちにご相談ください。いまの時点で何ができるのかを、できることだけでなく、できないことも隠さずそのままお伝えします。
お急ぎの方はお電話でご相談ください
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初回のご相談は無料です。【24時間受付】
FM投資クラブに関する情報を募集しています

出典・参考
- 警察庁「SNS型投資詐欺」 https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/case/sns-romance/investment/(2026年8月30日取得・保存)
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」 https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/mutouroku.html(国内所在・海外所在・一覧表を照会。2026年8月30日)
※本記事の記載内容は2026年8月30日時点の情報に基づくものであり、個別の事案に対する成果を保証するものではありません。詳しくは当事務所の免責事項をご確認ください。


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